中国語の文法!語順!

良く中国語は語順が S+V+O だから英語に似ていると言われますが、そうではありません。表現方法はかなり日本語に近いものがあります。

 

英語のように時制や人称もありません。また主語は英語のように動作をする人に限定されず、日本語も中国語も話のテーマ(主題)が主語になりますから、日本語と表現の仕方に類似性があります。そして文の流れが主題(S)があって どこで+誰と+どのように と説明があって する(V) 何を(O) となりますから、かなり日本語に近い表現が通用します。

 

彼女はきれいだ とか 今日は何月何日 、東京は賑やかだとかは全く日本語と同じ表現で単語を日本語から中国語に変換するだけです。 

 

中国語にも当然名詞や動詞、形容詞という品詞があります。

 しかし、中国語の特徴は一つの単語が幾つかの品詞を兼ねることができます。どの品詞の役割を担っているかは、単語の置かれている位置、語順できまります。下記の表をみるならどれが名詞で、どれが動詞かおおまかにつかめますね。 この表を頭に置いて簡単に中国語の表現の体系や特徴を概観してみます。

中国語語順表

矢印は修飾の関係を表しています。名詞を修飾する限定語、動詞を修飾する状語(副詞も含む)、そして動詞の動作を補って複雑な表現を可能にする、中国語特有の働きをするのが補語です。

 

主語 + 動詞 + 目的語 の基本の語順があって、主語と目的語を修飾する

限定語はつねに前から修飾ですから日本語と同じです。

          - きれいな女性、君のお父さんなど です。

 

主語と動詞の間にあって、動詞を前から修飾するのが状語

これも日本語と同じですね。

          - 昨日、王君のお父さんと一緒に・・・する

 

ちょっと違うのが動詞の後につく補語

         - 1時間読む、読み終わった、聞いてわかった など動詞の状態を言い表すことができます。

ここで、修飾関係で日本語と大きく違う、中国語の特徴にすこし注目をしてみましょう。

 

この表は単語の意味に焦点を当てて、並べていますが、品詞で並べますと、

★ 否定副詞・能願動詞・介詞・動詞と並びます。時間詞は主語のまえに置くこともできます。

 

★★ でも骨組みとしては連用修飾(前置詞・副詞)と能願動詞(助動詞)は動詞の前、

否定副詞は早い段階で不・没を言ってから否定する内容の他の言葉をつなげるというような、

原則的な応用で考えて、あまり細かい厳密なルールで語順は運用しない方が良いようです。


なお補語での時間は特定の時間ではなく量的な意味での時間つまり期間のようなものです。

 

補語は動作の様子をさらに明確に補っていると考えて、補語と呼んでいます。

英語の補語とは違う働きをしています。

ここで、では実際の文の語順を確認してみましょう。

この文章で、核となる語句は【 爸爸 看 书。お父さんが本を読む】です。

 

小王(王君という言い方を親しい言い方にしています)のお父さんで 誰の お父さん という修飾になっています。

限定語の言い方ですね。

 

図書館で小王のお父さんと一緒に」の部分が、「読む」を前から修飾しています。これが状語ですね。

 

そして「1時間」読むという、動作を後ろから修飾しているのが補語です。

 

そして、中国語の語順は日本語と同じで肯定文と疑問文では語順が変化しません。

 

例えば 昨天小王的爸爸在那儿跟小王一起看了书? 

 

 この場合も、問いかけられた言葉を、繰り返して応答し、疑問詞の場所に答えをいれれば、正しく応答できます。

昨天小王的爸爸在图书馆跟小王一起看了书。

 

会話でしたら、少し短縮して 在图书馆一起看了书。 図書館で一緒に本を読みました。 と応えますね。

 

 

◆ 中国語の文型と品詞

上記の語順は中国語の基本文型の一つの動詞述語文で説明しました。
中国語の文型の全体像をみてみましょう。

 

中国語の文はこのようにまず話の主題となる主語部分とその主題を説明する述語部分で構成されます。