最速で外国語を学ぶカギは「発音を最初に学ぶ」「翻訳しない」です。ee!chaiでは、会話習得のための音声学習を柱にしています。
正しく発音が出来ませんと、つまり「言えない言葉は、いくら聞き取る練習を重ねても容易には聞き取れるようになりません」だから「聞き取れるようになるために、正しい発音と音読(ネイティブの速度での速読)の練習をしましょう!」です。
発音は中国現地で国民的教育で行われているピンインピンドゥー(拼音拼读)で行います。口の形や唇、息の使い方など詳細に画像化して、目と耳で、講師について口全体のフォーム練習で行います。
オーバーラッピングはネイティブの音声を聞きながらその音声に合わせてテキストを速読する音読の一つです。その効果はリスニング強化にあります。
この二つのレッスンを行うことで、ネイティブのように「話す、聞く」ことができるようになります。
日本の漢字は振り仮名があり読むことができます。外国人が平仮名や漢字を読めるようにローマ字もあります。
中国語の漢字が読めるように、アルファベットで中国語の漢字を読めるようにした発音表記体系がピンインです。
幸い日本のローマ字と同じ構造で「子音+母音」のセットで成立しています。日本語にはない声調という四つのトーンがあり、その符号は母音の上に振られています。
★ 中国語の漢字を中国語で発音するためにはピンインを学ぶ必要があります。
中国語には単母音以外に複合母音があり複雑です。また子音は日本語にはない発声法の音声もありますから、日本語耳で真似をしても中国語の音声にはなりません。ネイティブ講師について発音トレーニンングが必要です。
英語のphonics(フォニックス)は音とアルファベットの発音ルールを教える教育方法のことです。
フォニックスの英訳にはphonetics音声学とういうものがあります。上記に述べましたように、中国語のピンインという記号は中国の漢字をアルファベットで読めるようにした日本の振り仮名のようなものです。
そして興味深いことに中国ではピンインを「Chinese Phonetics」と呼んでいます。
つまりピンインはフォニックスと同じで中国の漢字の読み方ルールを表したもので、大人が中国語
の学習で発音を覚えるためには絶対に必要な知識です。
※ 当教室のブログマガジン【ピンインの読み方 前書き-1】 の中に中国の「百度百科」の画像があり、そこをご覧ください。
例えば中国語の 是/shì と 西 /xī (横に記述したのがピンイン)で意味はコレ或いはハイ と ニシ です。日本語発音はどちらも「し」ですから、言い分けできませんし、当然聞き分けもできません。ピンインを学べば発音の違いとトーン・イントネーションの違いも分かり、音での識別ができるようになります。発音が分かり、意味も理解できるようになります。
中国語の単語及びピンインの基本を知るうえで重要な概念です。
日本語にも音節はあるのですが、日本語では「拍」の概念が前面にでますので音節は初めて聞く人が多いと思います。
ピンインは音節が土台にあります。
ちなみに音節の概念は英語でも良く使われ、音節の意味を知ることは大切です!なぜなら、日本語と英語では音節の考え方が違うからです。音節が重要な点は中国語も同じです。
以下の動画は、中国語教育専門家である中国人女性が作成したもので、音節という言葉が出てきます。音節の意味や日本語との違いを知ることで、ピンインの特徴を理解することができます。
ちなみに音節は子音・母音のセットで一音節です。中国語では、声調もあります。実際のピンインでは母音の部分に4っつの声調の符号が付されて、これを組み合わせて発音することで意味のある単語つまり漢字になります。
カエルライフさんは中国語学習動画のレジェンドです。
「よくわかる中国語発音入門講座」は#1から#10までサンプル動画としてYouTube動画で無料視聴できます。初心者の方はぜひまず全10回のこの講座を視聴することをお勧めします。
※ ここから先はどうぞNoteでご覧ください【 ピンインの学び方-1 】
もしくはこのホームページの 【 ブログ・ピンインの学び方 】 でご覧ください。
皆さんは中国語を学ぶ際に目標をどこに置きますか?
通じることを目指すのであれば「声調」に力を入れれば通じ易い中国語になります。
母音をマスターすれば聞きやすい中国語になります。中国式ピンイン練習で子音を鍛えれば、ネイティブ以上のきれいな中国語を話すことも可能です。
まず最初は中国語の母音・子音・声調を一つ一つ声に出して学びます。
その3つをつなぎあわせて単語になりますから、どの教室もそこから単語の発音に移ります。
しかし中国ではこの単語に入る前に独特の練習を徹底的に行います。
どんな練習か?
人気ユーチューバー李姉妹の動画をまずご覧ください。
川はピンインでは chuān というつづりです。
ch が子音で u という子音と母音の間に介音という中国語特有の母音の一つが入ります。
そして ān が母音ですが a の上についているマークが声調というトーンを表す符号です。
━ の記号は一声と言って高いトーン(ドミソのソ位です)を横に伸ばすトーンです。
単語をすぐ発音しないで、子音・介音・声調付母音を確認しながら発音して、最後に全部をつなぎあわせて単語として発音して、川を表します。
それぞれの口の形を静止画にしてみました。
「ち」よりも少し口が広がって。舌が反っています。
「う」よりも唇が突き出し気味です。
「あ」よりも大きく開いて、音声も大きくなっています。母音の特徴です。
この練習を折り込みますと各発音がより正しくなってきれいな中国語になります!
なお通常のマンツーマンレッスンとは別に、数名の少人数でピンインの発音講座としてZoomオンラインで10回前後の講習も定期的に開催します。料金も低料金で行えます。もちろんマンツーマンでもレッスンの中で行います。
はじめて中国語を学ぶなら、どこにつまずき、あるいは挫折の原因があるのか?を知ってから学びましょう!
まずは外国語学習そのもののスタートでのつまずきからです。
① その外国語を話せるようになるために学ぶのであれば、次の原則に注目
してください。
「言えれば聞けて、聞ければ言える」つまり発音とリスニングからスタートしましょう。「発音ができる言葉やフレーズは、早くても瞬時に聞き取れるようになる」そうすれば単語やフレーズを耳でどんどん吸収できるようになります。
音声学習法の提案です!
② 文法をつかって作文しても話せるようにはなりません。よく聞くフレー
ズがあって、そのフレーズの意味が分かったら、それを口に出してつか
ってみましょう。
翻訳や作文は最初にすべきでありません。言葉はルールよりも、皆が使っているように使うことをすべきです。その体験を経てから文法を学び作文をしましょう。使った経験がなく、翻訳や作文をするのはつまづきの原因です。
最速で外国語を身に付けるカギ、中国語でも適用できます。
三つ目は長期記憶に関係する学習法ですのでとりあげませんでした。覚えたい単語やフレーズを漢字だけでなく音声記号のピンインも口に出しながら筆記するのは、この長期記憶に関係するのでお勧めします。ピンインを書いて覚えることで正しい発音が身に付きます。
しかし前提条件があります。
ピンインの知識、正しい発音のルールを知って、ピンインを読める・言えるようにすることです。間違ったピンインの読み方では役にはたたないどころか、日本語訛りが抜けなくなるだけです。
ピンインの練習は子音、母音に分離してアルファベットで書かれた、その発音を学ぶことです。これは単語の発音の仕方を学ぶことです。
しかし会話で必要な音声での理解は文を聞いて理解できるようにすることです。
音読の一つにオーバーラッピングというレッスンがあります。オーバーラッピングは文章を見ながら音声と同じスピードで音読する英語学習のメソッドのひとつです。リスニング力を鍛える練習方法としてリピーティングとシャドーイングもありますが、難易度が低いオーバーラッピングは初心者向けのメソッドです。文章を見ずに練習するリピーティングとシャドーイングに比べて、見ながら発話するオーバーラッピングは取り組みやすいです。
※ 但し、単語のピンインの読み方はもちろん意味やある程度の中国語文の構造や語順の知識
は必要です。
とくに、スピーキングの練習でありながら、リスニング能力向上に効果があります。なぜか?「言えない言葉は聞き取れないからです。基本的に、人間は自分が認識できない単語を発音することはできません。発音できない言葉は聞き取れないからです。
オーバーラッピングはですから、拼读で正しくピンインの発音ができたら単語から句、文章の発音と音声で言葉を理解できる、聞き取れる土台作りにつながります。
聞きながら意味を取る練習にはチャンク朗読が必要になりますが、ee!chaiで音読のレッスンを受けますと、チャック朗読までレッスンを発展させることができます。